
自分が、エンジニアとしてのキャリアビジョンを明確に持てていないなと思わされる一冊でした。
響いたことは、大きく2点あります。
1、フリーランス転校後のビジョン
フリーランスに転校後にどのようなビジョンを持っているのかということについて書かれています。
フリーランスで獲得したノウハウ、スキル、ヒューマンスキルをもとに会社に戻る。
フリーランスから法人化して、時間の切り売りだけでなく受託案件を増やしていく。
フリーランスを継続しながら別のサービスで業務を拡大していく。
フリーランスをやりながらエンジニアと相性が仕事をする。
フリーランスで上流工程、PM領域を自分の武器にして40代以降も働いていく。
このように色々な選択肢があると思っています。(他にもある)
大切なのは、どの選択肢を目標として計画し行動するかということだなと、当たり前ですが改めて思いました。その目標を決めるためにも、自分がどうなりたいかをイメージすることが先決だと、著者の方とお話しした際に言われました。
著者は、まずは抽象度を上げて、「楽しいチーム開発」「長期的な経済の安定」などと決めていったらしいです。
その時期に適したゴール理想を探すためには、自分の中で絶えず完成形をイメージすることは意識して行うべきだと思う。
2、全てのシチュエーションで学ぶ機会はあるということ。
会社員だろうが、フリーランスだろうが、経営者だろうと、普遍的なもの、共通していることはあるということ。
ヒューマンスキル(コミュニケーションスキル、積極性、向上心など)
コンセプチュアルスキル(概念化、ロジカルシンキング、クリエイティブシンキング、クリティカルシンキングなど)
どこにいても、自分の副業をしていても、その他でも、学ぶものは全部学ぼう。
そして「知っている」「できる」「成果を出す」までいくように行動する。
小野さんはエンジニアの交流会にも力を入れている方ですので、もしよければ参加してみてください。
以前自分も参加させていただきましたが、かなりの人数で、非常にレベルの高い方達もいらっしゃいます。ぜひ一緒に参加したいですね。